もう寿命

何も書けなくなった私何も言葉を書けなくなった私私は一体、何をしたいのだろう愛とか恋とか憎しみとか私の中にあふれる感情すべてを書いて書いて 書いて 書いて書きたかったあの頃 私の肉はただの塊、血はただ流れるためにだけそんなつもりで生まれたわけじ…

世界貿易センタービルに飛行機が突っ込んでる映像をTVとネットの画像で同時進行して眺めていた。 君とは電話をしながら「映画じゃないの?夢じゃないの?」ってパニックになりながら話した。その夜上野駅で待ち合わせをして久しぶりに会う約束をした。 柱の…

―そんなことばっかり言うと嫉妬に狂うよo(T□T)o―わはは、どぅどぅ。 こんなやり取り。 軽く跳ね返されて、ドキドキしながら本音をかわいい目にメールに託した自分がなんだか無意味に感じた。 一瞬にしてお熱が冷めた。むしろ消え去った。 いや、まだ確実に片…

Last Kiss

昔もそうだったので、きっとしないと思っていたのに、私の唇を先に食べたのは彼でした。拍子抜けしてただ受け止めるだけで精一杯だった。しばらく見ない間にやせ細った体にもっと触れたかったのにしたいことの半分もできないまま夜が終わった。 それでもしば…

女の子って難しい。恋はするものじゃなくて堕ちるもので、何かの延長線上にはない。突然できものみたいに腫れ上がってくるんだ。友達はみんなおかしいよ。わたしはなにもスペシャリストではないし。自分にとって最も近道で心地のよい場所を捜し求めているだ…

震える足

また近づいた。ふわっと香る。きっと私しか知らないはずの蓮の花。 久しぶりの蓮の花。 鮮やかに目に飛び込んでくるやいなや、フラッシュバックした。肩のヤモリは元気ですか。指先でまたなぞらせて下さい。恋というものをしている、それだけの私。 図々しく…

セックスフレンド

正直なことをいうと、男がほしい。ただ、男がほしい。いつでも呼びつけられるヤツ。ただ、それで埋めるだけの作業。

夢じゃない

たしかに、同じ四角の中で暮らした。 苦しかったあの日ぎゅってしてと言ったら応えてくれた。 息が少し白い四角の中で笑っていた。 ときどき体温を交換しながら眠ったことを、今でも思い出話にして蘇らせる。 二人でいた一日のうちの数時間がなにも嘘じゃな…

ぶらんにゅーとぅもろー

あと1年したら本当に生まれ変われるのだろうかわたしがいくら脱皮をしても叶わないのだろうか数十年という過去をすべて受け入れられるそんな人間がいるのだろうか新しいわたしだけを見てくれる、そんな人とこれから出逢えるのでしょうかひとりで生きていけな…

Happy Birthday to My BEST firiend

16歳の冬、なんとなくはじめたバイトで出会った。 とっつきにくい雰囲気で、無口で、きっと仲良くなんかならないんだと思っていた。一枚の紙を渡され、厨房で働く男の子に渡してほしいと頼まれたのがきっかけで 私は永遠の友を手に入れた。学校だって違うの…

虎視眈々

そういうことではなくて。 接近戦に弱い。忘れていた匂いカウンター越しにしか見なかった手の形それが今、私と並んだ。冗談でも、無意識でも失神しそうだった。 なんでも知ってる私の乾いたところを潤してくれる誰にも話さないことを私に話してくれるあの人…

愛の売り時

くちびるを食べあうキスなんて。あなたの顔を包むように垂れた私の長い髪で、世界は遮られた。髪の隙間から洩れるわずかな光を吸い込むあなたの瞳に、夢中になっている私が映る。黒い小さな二人の世界はあっという間に現実に引き戻される。汗という雨が二人…

私は最低最悪だれも傷つけずに済む人生なんて何度生まれ変わっても不可能である。ただ自分が傷つかないように人を傷つけていた。痛かったろう。あの人はわたしの言葉のナイフでどれだけの血を流したんだろう。ただ謝ることしかできない。「若かった」なんて…

思うようにならずつらく、憎く、切なく、人々はつれない

憂いのとき 目くばせをして行き交う人をたどる 薔薇の香りがわたしを包んでも 風が吹かないからだれにも届かない この夏、わたしは汗をかくのだろうか はちみつに似たあの汗を ピンクに火照る肌を 誰に魅せよう

好きさ好きさ好きさ

にやけた顔がもどらない。 「うれしそうな顔しちゃって、どうしたの」 そんなこと言わないで。 理由いえない。私は信じている。 私にしか言わないんだって、その嫌だった事とか。 私は慎重に言葉を選んで返している。 私はそれだけで幸せだ。恋だとか愛だと…

欲情

なにもかもが心地よい。 久しぶりにきく声がBGMより強くやさしく、わたしの心をほぐしていった。 おぉ、ロミオ。なぜ、あなたはロミオなの。そんな台詞をため息と一緒に吐き出したい気分だ。私が想うのはこの人だけだ。 凝り固まった頭の中、汚れきって呼吸…

からだは動き始めた。でも私は笑わない。泣く事もしなくなった。 生きているのが楽しいなんて思わなくなってきた。いつもわたしは何で満たされ潤っていたのだろう。そんなことも忘れてしまった。 人恋しいかと言うとそうでもなくてただわたしは動くからだを…

特効薬

なんてさっぱりしていて、いいのだろうか。 曇り空はだんだん暗くフロントガラスに迫るのにこの車が吐き出す排気にはラメが混じっていてキラキラしてんだ。きっと。 なるべく沢山深呼吸をして汚れた肺をきれいにするみたいにいい匂いをたべる。 石鹸を泡立て…

あいされたい

あいされたいあいされたいあいされたいおもいきり あいされたいこわいくらい しあわせで ありたいほほに しみない うれしなみだを ながしたいかみのさきから つまさきまで きらきらに ひかる おんなになりたい わたしがいないと ないちゃういつまでも わたし…

そして欝は永遠に

絶えず押し付けている自分のエゴ。決して受け入れない相手のエゴ。 いつか疲れてゆくのなら理解が出来なくても、知ってもらうこと、知ろうとすることは大事だと思った。違うことは当たり前で、違うことを否定するのではなくしたい。違うことで全てが終わるわ…

マニックグラフ

平穏はない。波形で示すとしたら決して平らで穏やかな線は描けない私の頭の中。現在はどうかと言うと、表示できないほど上昇傾向にある。しかし寝て起きたら地の底にラインが沈んでいる場合もある。数時間どころか秒刻みで落差の激しい線を描く私の頭の中。 …

おもいでほろほろ

ここ2,3日あのひとのことで頭がいっぱいだ。煌びやかな街の灯りをみあげて歩いたこと、一緒に音楽を聞いたこと、寒い夜にあたためあったこと笑った顔もう忘れそうな声数えられるくらいしかしなかったキス私を慰めてくれ励ましてくれ叱ってくれ私の思いを受け…

声にしていえるのなら、I miss you.

2人のため、世界はあるの。その世界でランキングはありえない。どこかの歌じゃないけどナンバーワンじゃなくてオンリーワンだ。オンリーワンからナンバーにしたのは、この世界にもって行くものを絞れなくていろいろ持ち込んだ君が悪い。お財布も、洋服も、…

わたしにしばしスペースを

わたしも、悪いんですけれど。 私がもーやだーーーーと言ったら「あっそ」ってなってしまうのがイヤだ。 どこまでも追いかけてきてくれなきゃいやだ。 我儘だけどそれ全部愛してくれなきゃいやだ。いやだいやいやいやいやー。だってやなんだもん。そんなドラ…

普通に日常思っていることです。

果物とか野菜とか、フレッシュなものを口に入れたい。噛み付いたときに口の中に広がるその食物が持つ水分を摂取したかった。今のあたしには彼らの生命力が必要。 動物は目や耳や脳みそがあって人間と似ているところがあるし、体温があって触れたりしてその存…

退屈の鐘がなる

隠し切れないその気持ちを受け取っても声にして何度でも聞かせて欲しい。私が紅くなるまで聞かせて欲しい。 何度も流れを変えながら言葉を通わせても一瞬私は真っ白な空間に落ちる。 君が見えない。時間の流れは苦しくなるほどゆるやかで、なんど時計を見た…

勘違いすれ違い

恋をしているわけではなかった。身体中にあいた穴を埋めてくれるそんな存在に寄りかかってみた。 彼はもう私を「彼女」として私に会いに来ている。そう、毎晩。たった5分でも、1分でも。 文字でやり取りするなら、声が聞きたくなり、最終的には顔を見たく…

しあわせなこと

私たちは抱き合いながらお互いの肩に顔をのせて話を始めた。手が不自然にぶつかり合いながら歩き続けていても、あっという間に距離は縮んでいて絡みたがってる指に素直になれずに先を急いだ。ふっと同じ空気に包まれたときだけ自然と繋がる手と手が熱い。寒…

伝えたい伝わらない伝えきれない伝え下手

何度読んでも文字からあの人の溜息が聞こえてくる。どうやっても目で見る言葉だけじゃ伝わりきらないことがある。 たくさんの同じ意味を持った言葉がある限りそうなのか、その選択を間違えて 相手の心を引っ掻き続けていたら、うっかり心臓えぐっちゃった。…

ちいさな習慣

今日はじめて、赤い君を「baby」と心の中で唱えた。あぁ、どうしてだろう。生きているって不思議だ。 何もかも受け入れられるなんて。 受け入れ態勢ばっちりなんて。 距離を縮めないのには理由がある。 二人とも恋愛依存だ。怖くて仕方がない。これ以上近づ…