おもいでほろほろ

ここ2,3日あのひとのことで頭がいっぱいだ。

煌びやかな街の灯りをみあげて歩いたこと、一緒に音楽を聞いたこと、寒い夜にあたためあったこと

笑った顔

もう忘れそうな声

数えられるくらいしかしなかったキス

私を慰めてくれ励ましてくれ叱ってくれ私の思いを受け止めてくれ返してくれたあの日々。

まだ呪いは解けない。

自分から好きになった人だからこそ体の奥の奥にこびりついたいとしさとか思い出は儚いけれど記憶からは消えない。
きっと今度会うのが最後だろう。

もう触れ合うこともあの人の前で泣くこともぶつかり合うこともない。

もう二度と。