蛇口から勢い良く出る水を受け止める桶は溢れ出している。冬には似あわないその水の音。白い手をくぐらせて、一緒に笊もくぐらせて相変わらず泡を作り出して必死に捕らえようとしている。もうすぐちぎれそうに水が冷たくなる。私は燃えるより、温まる恋がし…

素直になるということがいまいちわからない。 わがままとの線引きがうまくできない。会いたい人に「会いたい」と言うことは素直なのかもしれないが、その人の都合を考えずに言うのはわがままのような気がする。だから私は言わない。言えない…だけだ。顔を見…

シャンパンの中にイチゴをしずめて、田舎のポツポツした夜景というには申し訳なさそうな景色を眺めてお祝いした。さぁ、私にはシャンパンの味もわからないし。イチゴをわざわざ沈める意味だってわからない。無邪気に振舞えぬその空気に息苦しささえおぼえた…

正直、初対面でイイ男だと思った。というか、昔好きだった人に似ていた。 深夜のファミレスで話をした後、「泊めて」と言われた。初対面なのに図々しいって思った。 自宅にあげることは出来ずに、漫画喫茶へ。 漫画喫茶へ行ったのに、明け方眠いからベッドで…

花とみつばちmemorialモテバイブル (KCデラックス)作者: 安野モヨコ,ヤングマガジン編集部出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/11/06メディア: コミックこの商品を含むブログ (7件) を見るこのバイブルの一説に、女の復讐は怖い・執念はすごい的なことが書…

「なによ、キスぐらいで」 あんな強気だったが実はファーストキスだった。平気な振りしてごめんね。本当は白目むいて死んでしまいそうなくらい心臓が鳴ってた。あの時、あたし自転車引いてたでしょ。あの自転車のハンドルすごいぎゅって握ったの。暗かったか…

怒られて、泣いた。優しいだけが愛じゃない。でも、彼はあたしに愛情を持って言ってくれているんだろうか。「叱ってるんじゃねーぞ、お前を思っていってるんだ」って言った。その全ては真っ当なことを言っている。自分でもわかってる。あまりに自分がダメす…

ムーンライト・シャドウ作者: よしもとばなな出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2003/06/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (21件) を見る愛する人との永遠の別れ、せめてちゃんと別れを伝えたかった。 たぶん同じ経験をし…

あー痛い。なんだかこの辺痛い。そう、この辺。TVが「悩み事は溜め込まないようにね！」って言ってる。あたしは溜め込むことしないけどなぁ。むしろ大放出だよ。その大半は原因も解決法も自分でわかっているから、誰かに話して解決とかそういう問題ではない…

なくしたものにだけ 愛しくなる わたしの悪いクセ 起こりもしないこと 想像して 泣いてみたり たしか、このCDを買ったとき、あのバカ野郎は風邪を引いていて一緒に住んでいなかったから仕事帰りに直行した。看病しにいったんだ。一通り面倒が見終わってひま…

しあわせ。次は泳ぎたい！そんなわけで関係解消は完了です。でもせっかく来たのだからってことでいろんなとこに連れていってもらうのです。ものすごい田舎だけど天気いいし空の色綺麗だし… まるであたしの今の心境のよう。縛りがなくなるとあたしたちも良い…

胃が痛い。あー、本体がちょろいと思っていてもあたしの中身は意外と弱いみたいっすね。おまけに吐き気までしてくる始末。なので、まだ横浜に居る。でも、今日って決めたからには最後の新幹線に乗ってでも行かなくてはきっとずるずるしてしまうんだろうな。…

必然的に自虐一泊旅行になってきました…出発が遅すぎた！部屋に残った彼の荷物をすべて持参し、別れるというのに彼の実家にお世話になるので手ぶらもアレだし、お土産買って…あぁ、寒いかもだから上着も持ってかなきゃ、ブーツはいていったらだめじゃんって…

あたしにとってはアクシデントなんですって。おそるべし食物繊維の力。 笑ったり、泣いたり忙しい日でした。でも、そういえば最近怒ってないや。言葉や態度にするほどの怒るという行為をしていません。たぶん、アレかな。アレ。土曜日に、今度こそ戦いの火蓋…

あまりにも眠れないので朝の７時から読み始めました。出だしはどうなることかと思いましたが１章の終わりからぐわーっと持っていかれました。途中で眠くなるどころか冴えて逆に気になって眠れないという。最悪に寂しい女の話です。悪事を悪事と思えない、寂…

明日の活力のため、スパへ行ってリラックスします。パチンコで本日は5万勝ち！ビバギャンブル生活！買った本はタダ同然なので今日は豪勢に楽しいアルコール&スパ&マッサージ。今のところあたしの究極の癒しです。なんていっても明日は1週間ぶりなのに10時〜2…

どんなに想い合ってる人間同士でも、やっぱり最終的なところまで知りえることはない。それが家族であっても。どの世界にも首を突っ込みたくなる自分の性格を何とかしたい。結局理解できないのに自分をわかってほしい一心で走り回るものの広げすぎた世界にあ…