2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

それ以上。

きっとあたしたち、遠回りに遠回りを重ねているよね。 『友達、以上なんだよね。本当は。でもお前会ってくれないし』 タイミングが、神様の意地悪かと思うくらい合わない。あたしが待つときもあれば彼が待つときもある。待ち合うばかり。 素直になれない。肝…

わたしの悪いくせ

冷たく堅く生きていこうと、彼の名前によく似た駅のアナウンスを聞いて思った。 声が、遠くなった手も愛しい。 ひとたび想像するだけで体中であなたを欲しいとおもった。 あいたい。 何度忘れようとしても、あなただけは記憶の一部になりえない。あたしの中…

熱い

きっとその腕の中で笑う彼女は 清く強く優しくあなたをも包む。 あたしには何一つないからもうだめなのわかってる。おかえり ただいま ありがとう さよなら ごめんね さよなら 歯車が狂い始めた2年前。愛するものすべて失うと、愛され方を忘れる。 こんなに…

「愛すること」を知っている男

少し痛い。 わたしの知らないあなたを垣間見た。でも、あんなふうに笑うんだ。優しいんだ、その笑顔。あんなふうに抱き合うのか。あんなふうに愛しそうに抱きしめるんだ、彼女のこと。うそみたいなことを言うけど、幸せそうなその姿を見てわたしは嬉しかった…

恋は幻

1日が短い、一週間もあっという間で、繰り返しくる休日にそばにいたいと思う私は少しどうかしている。もう既に手遅れな想い、重いに私は封じてサヨナラを言う。笑い転げた夜を、暖めあった毛布の中を冷たい空気に浮かぶイルミネーションを2人見上げたこと…

あなたは生きている

自分が大好きなはずなのに、自分が大好きだと思える自分は誰かに好かれている実感のあるときだけで何もなくなったら結局あたしは誰かを愛し、その見返りばかりを求めて自分を愛することを忘れてしまっていた。短期間に同じことを全く別の人に言われた。 自分…