―そんなことばっかり言うと嫉妬に狂うよo(T□T)o

―わはは、どぅどぅ。


こんなやり取り。
軽く跳ね返されて、ドキドキしながら本音をかわいい目にメールに託した自分がなんだか無意味に感じた。
一瞬にしてお熱が冷めた。むしろ消え去った。


いや、まだ確実に片思いはしているのだが。一生振り向いてもらえないことが札付きで証明されたように思えたのだ。

もうちょっと甘い言葉が返ってくることを期待してたから、おもわず、コレの返信は皮肉ってしまった。
そのときに自覚がないのがとても救いようがない。
なんどか読み返して「あー重いな。めんどくせーな。」と後悔するのだ。

何か始まったわけでもなく何か終わったわけでもない。
終わらせるものでもないこの状態で浮かれてばかりはいられないのだと少し冷静になった。

もう一度勝負に出るのか、新しい道を探すのかそろそろ考えなくてはならない。

どうして。
本当に悲しいくらい惚れた男に相手にされない。
高嶺の花?だから神様なんだ。