声にしていえるのなら、I miss you.

2人のため、世界はあるの。その世界でランキングはありえない。どこかの歌じゃないけどナンバーワンじゃなくてオンリーワンだ。オンリーワンからナンバーにしたのは、この世界にもって行くものを絞れなくていろいろ持ち込んだ君が悪い。お財布も、洋服も、枕も、ドライヤーも、パソコンも要らないんだよ。ここは。
私は、君がいればそれでいい。

長くゆるやかな時間は眠くなるまで話し続ければいい、話の途中で眠くなったら目覚めたときに続きを聞かせようじゃないか。お腹が空いたら何かいっしょに見つけに行こう。汚れてもどうせ一緒に汚れるんだからいいじゃないの。疲れたら私の膝で眠ればいい。髪を撫でるよ。無敵だよ、2人のため。世界はあるからさ!

私が手ぶらなのは、これから一緒に何か作れればいいと思ったからだけど。今日は雨が降っている。ずぶ濡れの私を横切った君は傘をさしていたね?傘なんてなんで持ってきたんだよ!私だけ濡れるの?髪の毛もぐしょぐしょになるの私だけ?
何か違う事されると不安になるのはこの世界は二人だけじゃなくなったから。傘をさす君は、私が涙を流しているなんて気づかないのだ。
雨に濡れないようにするなんて、ずるい。
せめて相合傘してよね。