たしかに、同じ四角の中で暮らした。 苦しかったあの日ぎゅってしてと言ったら応えてくれた。 息が少し白い四角の中で笑っていた。 ときどき体温を交換しながら眠ったことを、今でも思い出話にして蘇らせる。 二人でいた一日のうちの数時間がなにも嘘じゃな…
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