感想文

あたしだって!!!
ドロドロな人生だけど、乙女チックな漫画を読んでますよ。

遅ればせながら感想を。
9/3公開の映画版「NANA」を観てきたわけですがものすげーつまんなかったぜ。
雑誌なんかで前々からチェックを入れていたのでキャスティングが発表された時点でほぼ期待はなくなってたんですがひどい内容でした。確かに漫画の中の台詞や間など忠実に再現されていたんですけどあそこまで流れを完璧にするならもっとキャスティングどーにかなんないのかと心底思いました。DVD待てばよかった。レンタルで十分、1800円返せ!なくらい。
一緒に見にいった友達は感動して泣いていましたけど、あたしは泣くどころか数箇所失笑してしまうところがありました。それもこれも全部キャスティングのせい!

まずはレン役があたしの中で一番ありえなかったんですけど、あれですよ松田優作の息子、松田龍平ですよ。顔も原作とはかけ離れているし、脱いだときのポッチャリ具合が笑えた。一応ロックバンドを題材にした映画なのでレザーのライダースジャケットとかレザパンが衣装であってさ、ああいうの不健康そうなガリの人が着るほうが似合うのに、まずそこにガッカリ。レザーパンツのウエスト部分に乗っかる腹の肉に場内は少しザワザワ…
それからノブ役の成宮!お前、演技下手糞なんだよ!どのドラマを観ても思うけどわざとらしいし、同じ演技に見える。こんなクソつまらない映画でもパンフレットを買ってしまったので彼のインタビューを見ると役作りのことを「ライブの動きをロックバンドのライブDVDをみて研究した」と言っていたけどそのシーンはマジ爆笑もんだった。
もちろん楽器は弾いてるフリだけど、動きが、

楽器抱えてがに股で横揺れ。
そんな動きするバンドマンあたしは見たことないぞ。妄想の世界じゃないか!

これから観ようと思っている人はこの成宮の動きに注目だ!マジ笑えるよ!あたしはぶーーーー!って笑ったwww

とにかく映画の中でハマっていたのは中島美嘉だけ。あとは全部だめ!
原作者の矢沢あいさんは、パンフレットのインタビュー
「原作者がうろうろしてるとやり辛いだろうと思ってすぐに現場から帰りました」

ダメだよ!帰っちゃ!!!!全然つまんなかったよ!読者のニーズに合わせて映画化とかドラマ化実写にしてほしいです。(切実)