川崎で終電を逃すの巻

なんだかんだいって、あたしは振ろうとしたあの男が好きなのだ。

人の頭を自分のひざにはじめてのっけた。そして耳をほじほじ。久しぶりにあたたかい日差しが部屋にさしこんでいるというのにダラダラとふたりで丸一日を初めてすごした。
たとえば、君があたしのことをバカと言ってもあたしは許すだろう。
もし君が他の女とSEXしても許す。殴られても、殺されかけても、死ねって言われてもきっと笑って許すんだろうなぁ。

恋に落ちたら自分の生き方180度変えられちゃうのはどうしようもない。
思い出したようにゆっくり目覚めたあたしの性なのだ。