左肩の天使は言う

大人げないというか…なんだかあたしかっこわるいことしてるなぁって思ったんですよね。寛容なようで実は心狭くて、腹黒くて。優位にたっていたいと頭のどっかで思ってる。汚いのはあたしか…でもきっと誰にでもある感情で、表に常に出すか、我慢して我慢し続けるか、我慢してある時爆発させるか…それだけのちょっとのズレ。収拾つかなくなってるけど水商売だからといってばっくれるわけにはいかないじゃない?仕事だし。
今日平気な顔して出勤したら馬鹿にされそうだ。うん。

でも!ここは、ここは!なつこ!

背伸びしてでも思い切り大人になるのだ。…なる…なるの…なれるかな……。
和解する方法はたくさんある。簡単なのはあたしが平謝りすること。だけど、それは本当の仲直りではないし。他人である以上うまくつきあうにはそれなりの妥協が必要。喧嘩しても譲歩することで丸く納まるんじゃなかろうか…家族以外で同じ考えの人間がいたとしても一握り以下かもしれない。だって違う血が流れてるししょうがないもんね。
ただ一言、出来事の小さな一部分でいいから彼女から「ごめんなさい」の一言が聞きたい。だってどう考えてもお互い同じように悪いんだもの。無関係の人たちにもいやな思いさせてるし謝らなきゃ。だからちゃんと出勤しなきゃ。ね。
喧嘩じゃなくて話し合いをするんだ。がんばれ、夏子本体!