張り裂けそう。
実はものすごく。
言わないで、言わないで。笑顔で言わないで。
私は君にとっての不幸を願ってのちの幸福をかみ締めたいと思っている。
嬉しい話をされるのはときに嬉しくないときもある。一緒に分かち合えないその喜び。
もしも黒魔術を身近にできるとしたら迷わずあたしは行うだろう。
夜深くなる前にさよならをして、どうか悪天候に見舞われませんよう、空気もこの季節には珍しいくらい暖かくなりその手と手がつながりませんよう
そしていつものようにあたしのポケットにしまって、君を持って帰りたい。
神様はときどき悪いことにも力を貸してくれるはず。