バースデイイヴ

そんなわけで23歳目前のアタシ。
ドラマチックな展開がないってのはあながち間違ってないの。7月に入ってから耳にタコができるほど彼に「14、14!」訴え続けてきたのも水の泡。
♪夜勤だから〜有給とるって〜やくそ〜くしたじゃないアナター約束したじゃない〜

結局上司に言わずじまいで、週明けの11日から風邪(普通の食事をし家でだらだらできる程度の軽い症状)で休みやがってついでに14まで休みにしてくれるかと期待したのも裏腹。挙句にはまた別れる別れないの大喧嘩。
いえね、あたしが今年の誕生日は自分なりの節目だったんですよ。実家に戻るし今までのような気ままな生活を22歳で断つと決めていたからものすごく特別に考えていて、自分の誕生日だけどいろいろ演出も考えてひとつの思い出になればいいといろいろ、ほんといろっいろ考えていたんですっ!なのに、なのにーーー!
まぁ、夜はYUKIのライブに行ってくるんですけどね。まじ、これすらなかったらあたしお家でメェメェ泣いちゃうとこでした。
給料日まで1000円しかないから、プレゼントとか給料日後ねとかそんな話ばっかり。
この節目に行おうとしていたあたしのドリームプランはピンクピンクって感じだったのにものすっごいかすんで、きちゃない色になっちまったよ。
なんかさ、ほら、7月入ってから散々言ってきたんだし(節目のことも)彼なりに計画立ててくれてるのかなーとかポワワンと想像したりしてこの10日くらいウキウキワクワクだったのに。金ない、とかいいながら実はキッチリ準備してくれてたりするんじゃないかとか!乙女チック満開で考えてたの!期待してたの!うあーーーーーーーーん!もういまこうして書いてるだけで悲しくて涙出てきたよ。
こんなんなら仕事出ればよかったし。むしろ客におごらせたいよ。

「俺はお前の誕生日ちゃんと考えてるんだぜ」
最後の電話でエミネムが言ってくれていたのを思い出しちゃって、やっぱ縁切ったのもったいないことしたなって思っちゃったじゃないか。

こんな悲しいときに一番会いたいのは、一番大好きだったあいつなんだ。
たとえ全部あたしのわがままで尖らせてみてもあの大きな男の手で全部丸く直してくれるから。
会いたい。泣いちゃうくらい会いたくなってきた。