男と女

男に生まれたかった。男に生まれ変わりたい!生理が始まったころから常々思っておりました。
前に付き合っていた男は病気がちで弱くてでも少しだけ結婚の約束をしていたこともあって彼は「結婚したらまず、生命保険入らなきゃ」と言っていた。うん、でもねそれと、プラス「チンコをちょうだい」とマジで言ったことがあります。
「え、どうするの?」
移植するの
「どこに?」
ここ(股間)に
「ばかじゃねーの、お前それじゃ誰かに突っ込むの?」
えーそういう趣味はないよー
「腕とかにつければ?オナニーできるよ」
あーそっかぁ!

あのね、全然うそじゃないよ。本当にこういう会話してたんだよ。今思えば(今かよ)本当におバカトーク全開です。それにマジで受け答えしあたしのオナニーのことまで考えてくれた彼は10歳も上のいい大人です。

女でいることが時々面倒で重荷になることが多々あります。一番最初に感じたのは社会に出てからですがいわゆるジェンダーというものでしょうか。「女だから」「男だから」ジェンダーとかいう言葉が生まれても何世紀跨ごうともきっと永遠に拭えないテーマなのかとも感じます。
それでも女である自分が疎ましく思うより、周りの女に本当うんざりすることが多くなってきました。女って言うのは本当に都合のいい生き物で一方的にしか話をしてこない。あたしのまわりだけなのか?

あたしは言いたいことを言ってすっきりするタイプではなく、きっちり結果などがついてこないと納得できないんだけどほかの女どもは「ねーどうしよー、ねーどうしたらいいかなー」決して答えを求めているわけではない。

そういう女を本気で撲滅したい。あたしの与えたもの全部返せ!

こうしてギャンギャン吠えていると野良犬扱いされて、クゥーンクゥーン言ってる室内犬は本当よう可愛がられるってもんです。

さとう珠緒に弟子入りしたい。