愛なんてなかったはずなのに。ねぇ?

さて、みなさんの興味のないあたしの恋の話しなんですけど昨日「床をゴロゴロしてにゃんにゃんしたくなるくらい嬉しいこと」を言われたと書きましたがその事でもこっそり記そうかと思います。まぁ、嬉しすぎて自分の中だけでおさえて置けないのでこうして文字にしてるだけなのであたしが恋してる姿をみたくない、キモい、ウザい、バカじゃねーの、って思う人はもっとあたしをいじめるといいと思う。


近々、今住んでいるシェアルーム(夏子さんはルームシェアしています)を退去することになっているんですけどなかなか次の住処が見つからずとても困っていると前々から好きな人にぼやいていました。相談というよりかは、本当にぼやいていただけで「困っちゃうなー、ハハハ」くらいだったんですよ。でも翌日から当事者であるあたしよりも必死にあたしでも住めそうな物件を探してくれたり、会いに行った夜その話をしてくれました。あたしには充分すぎる社交辞令で彼自身の優しさだなぁと深みにはまらぬよう軽く考えていたわけです。
今日、突然電話をしてきたかと思えば「俺の名義で部屋を借りてやる」と。心底うれしかったのです。体の奥の奥に忘れてた恋ロケットがものすごい勢いで発射しちゃったんですねー。(ドピューッ!)あの夜の話は社交辞令じゃないんだ!?と半分だけ確信し更に更に恋に落ちたのです。
いや、でもちょとまて。オレ。
よーーーくかんがえよー、おかねはだいじだよぉー
知り合って2週間、実際にあったのは3回、お互いのことを少し話してレベルは知り合いくらい。あたしは片思いをしているだけで、彼の恋人でもなければ友達と言っていいのかすら微妙だ。それ以前に自分の客だった。なんでそんなあたしにそこまでしてくれるというのか。都合のいいように考えれば「もしかして、両思い?キャキャッ」みたいなことに。そういう事にしたいのは山々です。
しかし、神より勝るあたしの人間観察力によると彼は誰にでも気を使うとても優しい硬派な(元ヤンキー)男。「あたしだから」って特別言ってくれてるとはどうも思えない。そんな好きな人との間に金銭が絡んで壊れてしまうのはもう懲り懲り。前の彼とは金銭的なことも絡んで別れてしまったし、そんなの辛すぎる。お金は人と人との絆を壊したり、繋げたりすごい存在だ。だけど、正直甘えたい。だってものすごくピンチだもん。このまま行けば家なき子決定だしねぇ。
浮かれてばかりはいられない、冷静と情熱の間にわが心を引き戻し「そういう事は今すぐ答えるの難しいし、甘えられない」となんとか言えた。大人になったあたし。

「困ってたら助けるって言ったべ」「夜うろうろする方が心配だ」「あぶねぇもん、夏子」

君は一体どういうつもりでそんなことを言うんだい。そして初めてあたしの名を呼んだね。すごく好きだ。(うわ、また言っちゃったよ!)年上も年上で離れすぎた人としかあまり戯れていなかったので自分と同じ世代の男が考えることがよくわからない。解っている事といえばあたしにぴったんこなサドであることくらいだ。

ちょっとだけ、これは愛が芽生えるんじゃないか期待してる自分が可哀相に見える。