部屋の扉をゆっくりと開けて私の部屋のすぐ隣で眠る君にオハヨウを言う。大きなスピーカーと向かい合わせに君は朝に似合う音楽を吸い込むように聴いている。 手には大きなトランクを提げて。眠い目をこすりながら行き先を尋ねようとした。 「どこへ行くの?…
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